RC第3次診断の基礎回転について


RC造の集合住宅において、
第3次診断を行うとき、

張間方向にある
連層耐震壁を仮想仕事法で計算すると、、、 

全くもって、
構造耐震指標 Is の値が
い~ ことがあります。。。 


そんな時に、
下記の書籍を参考にするときもあります。


●建築技術 2013年7月号(No.762)
 「特集 耐震改修の動向と新しい問題点」

       
     建築技術 2013年 07月号 [雑誌]


この号の
建築技術は
案外参考にできるところも多い気がします 

その中では、
次の項が参考になるかと思います。

「Ⅳ 第3次診断」
  第3次診断の留意点
   ◎基礎のモデル化


ここで、

「これまでの第3次診断では、
 基礎の回転も考慮したIs指標を算定する方法が採用されてきたが、
 2006年の建築基準法の改正に伴い保有水平耐力は、
 基礎の浮上がりが生じないものとして求める事になった。
 このため、
 第3次診断では、
 建物は基礎によってピン支持されているとして扱い、
 原則として基礎の浮き上がりは考慮しない方法が
 多く用いられている。」

このように記述されています。 

 ただし、
  基礎の沈み込みにより
  急激に上部躯体の耐力が低下しない事を確認するため、
  圧縮側の基礎に作用する軸力が極限支持力を超えない事の
  確認をする必要はあります


塔状比>4.0となる建物では、
基礎回転時のIs指標、CTU・SD指標も
算出する必要が生じてきます。
(参考書籍より  )


以上の
考え方からすると、

集合住宅系である
板状建物の張間方向に関してみれば、

連層耐震壁の
せん断終局強度、曲げ終局時せん断強度で診断して、
基礎のめり込みチェックをする方法も
アリというところではないかと思います。 

※いわゆる、
 第2次診断+基礎のめり込みチェックと
 なるかと思いますね。

耐震診断の目的としては、
各階の保有する耐震性能の評価なのですから、
この考え方の方が妥当ではないかと思っています。


連層耐震壁で構成される張間方向の上階が、
回転壁の検討によって耐力不足になるっていう結果では、
腑に落ちませんし、、、
(耐震壁しかないのに…ネェ~  )


もちろん、
判断は、診断者によるところですが、

参考になりましたら、幸いです。



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