「建築技術は地震現象の説明学ではない」


4月に熊本地震があった後、

ふと、

「柔剛論争」

この事を思い出して、

昔、
購入した書籍を引っ張り出して見ていた。 


その本は、

●日本建築センター
 『日本建築構造基準変遷史』

この中で書かれている

第8章 柔剛論争
 二.柔剛論争 第一段階

そこで、
柔構造を主張していた
真島 健三郎氏による演説に対して、

佐野 利器氏が
反論ともいえる演説で
主張されていた言葉が次のものです。

諸君、建築技術は地震現象の説明学ではない。
 現象理法が明でも不明でも、之に対抗するの実技である
 建築界は百年、河の清きを待つの余裕を有しない。

 そこで案出せられたのが、
 即、所謂従来の方法(注:震度法の事)である。

 …(中略)…一切の複雑、煩瑣、不明確問題を打ち混じて
 以て之を一丸となし、震度なる単一観念に之を統一し、
 Dynamical Action を Statically に取り扱った所に
 其の主要なる点が存ずるのであります。」



振動論的研究の必要性を述べながらも
未だ解明しきれていない

地震学の評価... 

それを
人間が、
この現代において生きてゆく以上は、
建築物等を作るのに

待ってはいられない事をおっしゃられていた。


・・・学術的な研究も大切ではあるが、

今、現在の分かっている知識・経験・技術によって
ある程度のものを作ってゆく必要もある。 


構造設計実務者というのは、
説明責任とは言われても、
ナカナカにムズカシイ所もあるものです。。。 



      ▼ 記事を読んで頂いてアリガトウ
                m(_ _)m
         よければクリックお願いします ▼
          できれば、2箇所ほど (^_^;)
        人気ブログランキングへ


 ★同一カテゴリの最近の関連記事☆
       そろそろ2015年版構造技術基準の買い時か?
       「出る杭は打たれる」について思う
       「SS7」リリース予定が公開された
       2016年熊本地震…
       構造計算プログラムの宿題はムズカシイ…


 ★サイトマップへはコチラから☆  クリック m(_ _)m
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 思うこと
ジャンル : その他

tag : 地震 柔剛論争 振動論 震度法 佐野利器

コメントの投稿

Secret

スポンサーサイト

送料無料でご自宅まで集荷いたします。ネットオフの宅配買取 本&DVD買取コース!
プロフィール

たぁ~ぼ~

Author:たぁ~ぼ~
ブログの管理人です。
毎日コツコツ建築構造設計しています。
心に移りゆく事を気ままに日記的につづってゆきます。

アクセスカウンター
このブログ一緒にみてる人数
現在の閲覧者数:
更新履歴


総記事数:
ニュース
月別アーカイブ
カテゴリーめにゅ~
サイトまっぷ▼有
スポンサーリンク
お天気は?
チョッとゲームでも。。。
気分転換に!
Flashリバーシ ♪~♪
気分転換 その2!
ブログランク状況
現在のランク
デジタル時計
お日柄チェッカー
熨斗と水引
Twitter
ブログランキング
参加中  ▼

FC2Blog Ranking

人気ブログランキングへ

おきてがみ

ご訪問ありがとうございます!
検索フォーム
★参考HPリンク集☆
最新コメント
最新トラックバック
おすすめサイト

┗ 沈下修正おまかせ!!
アフィリエイト・SEO対策 Vector 間取りデータを100プラン公開!! e-houseの「間取り」
『オートデスクストア』
Amazonストア
Amazonストア
7ネットショッピング
リンクです(^o^)丿
UNIQLOCK
ブログパ~ツ