プレート面外曲げの許容応力度

以前、
HP検索していて見つけたのだが、

ナカナカ、
 別の機会に探そうとしていて
見つけられなかった  のでメモ記事です。

●東京電機大学 名誉教授 中尾雅躬
  中尾研レポートNo.1(2010-1)

 『「ベアリングプレートの許容曲げ応力度」について
    参考URL:https://www.cse.dendai.ac.jp/rk/staff/nakao/NAK_report/10Z12_NAKLABreport_1.pdf#search='%E3%83%99%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E8%A8%B1%E5%AE%B9%E6%9B%B2%E3%81%92%E5%BF%9C%E5%8A%9B%E5%BA%A6%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6'

ココの資料で、
鋼構造設計規準の

面外に曲げモーメントを受ける板の
 許容曲げ応力度

その値が、F/1.3としても

妥当であるという検証がなされていて、
参考になります。  


・・・ タダ、
この問題は、
実務上、難しくって、  

●(財)建築行政情報センター(ICBA)
 改正建築基準法Q&A検索システム

  質疑番号 92 
    参照URL:https://www.icba-info.jp/kijyunseibi/qa/kouzou.php?keyword=&kouzousyubetu%5B%5D=2&kaisetusyo_page=&kaisetusyo_page1=&qid1=92&qid2=92&date1=&date2=&date=1&limit=10&order=koushin_date&p_order=DESC&step=search&page=

この回答で、
 ウッカリ(  )
 「…ご指摘の部分に関しては、
   正誤表等により設計例を修正する予定です。」



ナドと、
学術的にみて妙に思われる回答がされてしまったがために、
 耐震偽装事件後の法改正で
 混乱に陥った
 建築基準法の運用による弊害(の一端)のように思うのデス。。。  

 …現に、この正誤表って、結構経ってるのにミナイデスヨネ。。。 


今更ながらではありますが...

確かに、法律上は、

 ・建築基準法施行令 第90条
 ・平成13年国土交通省告示 第1024号

 ・「2007年版 建築物の構造関係技術基準解説書」の
    関連する部分

そのあたりを確認しても
 プレート面外曲げに関しては、
 明記されていないと思います。  

だから、
ICBAのような回答が
短絡的にされてしまったようにも思われますが、
その真意は不明です。。。
 (回答した方が、
  学術的な見解を持ってしたのかもワカリマセン。。。
   …そのあたり、グレーですから  )


このような場合、
耐震偽装事件以前であれば、

学術的な見解のある
学会規準を参考として、

 ・鋼構造設計規準 5.1 解説 
   …鋼材の降伏点と引張強さの70%…の
   小さい方の値をもって、許容応力度を
   決定する場合の基準値Fとして与え、…

 ・鋼構造設計規準 5.1(4)c) 解説 
   (断面のせいより幅の方が広い)長方形断面…の曲げ場合は、
   …通常の形鋼断面の場合に比べて降伏点強度から全塑性強度に
   至るまでの余力が大きいから、許容応力度を大きくとる事ができる。


これらにより、
構造的に考えて
適切な評価・判断をすれば良かったのでしょうし、

耐震偽装後の
法改正で適判制度が運用されて

構造の専門家による
ピアチェックがなされてくれば
改善してくるのだろう。。。  

 だから、
  SS3も早急に対応し難いのかなァ~  


そのように
思っておりました。。。  


・・・っが、しか~し...

適判機関が、
コゾって
このICBAの回答を正解(?)とした
運用がされてしまいました。。。  
(ナゼッ 
  …もっと根本を理解シロって問題  ドチラが )

 ピアチェックって、
  構造設計の専門家同士の運用ジャないのか  って
  イイタクナッテきますよねェ~ 


...
ナントモ、
腑に落ちない事ですが、

現在の法治国家・日本においての
 構造屋でない
 お役人によるチェック体制から抜け出せない

ムズカシイところではアリマス。。。


学術的には、
 問題ないと思うんだけれどもなァ~・・・...   


チョッと、
以前からのモヤモヤを
つれづれっと書きとめてみました。



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tag : プレート 面外曲げ 許容応力度

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No title

この話。2015黄色本ではF/1.3でOKとなりましたね。
下々の構造屋は振り回されて大変です...

Re: No title

コメント頂いた内容をみてから検索し、
ICBAの
2015年版Q&A(2015.11.19更新)に
記述があるのを見ましたが・・・

2.No.7の回答で
「断面係数Zの数値がbh^2/6でなく、
 ・・・fb1(1.5F/1.3)を適用できるような数値になると考え・・・」

・・・等と書かれているようでした。

?何故?、どうして?
 Z≠bh^2/6
になっているのでしょう?
(ソンナ計算でしたっけ?って思ったのですが…)

まだ、訂正がありそうなので
2015年版黄色本を買っていないのですが、
チョッと気になります。

そろそろ、第2刷も出てきてそうだし、
買い時なのかもしれません。
(情報入手が遅くなってきてます v-388 )

情報ありがとうございます。

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