無開口耐震壁で厚さ100mmを認めるか…

耐震壁の仕様規定として、

・壁の厚さは、
 原則として120mm以上、かつ、壁板の内法高さの1/30以上とする。

このような規定があります。 


ここで、
曲者なのが、

RC規準の2010年版から
「原則として…」

この文言が追記されている点です。。。 



この「原則」自体は、
RC規準1999年版以前からも
 記載されていましたが、
 特に除外できなかったものと認識しています。



・・・トコロがっ... 


2010年版の
 19条 解説7.(1)において、

次に引用するただし書きが追加されています。 

「…ただし、応力度が小さい場合などでは、施工性などを検討し、
 面外曲げ(座屈)に対する安定性の検討をすれば、
 上記の構造規定を満足しない壁を構造壁として扱うことができる。
 例えば、以下のような2条件を同時に満たす場合は、壁板の座屈が
 生じにくいので、壁板の厚さt を内法高さの1/30未満としてもよい。
 ただし、t≧100mm
とする。」

 〔2条件〕
   ・軸力や面外方向の曲げモーメントが
    外周の柱によって負担されるなどの理由により、
    鉛直荷重時の壁板の応力度が十分に小さい。
   ・2QD<Q1 を満たすなど
    地震時のせん断応力度が十分に小さい。


RC規準2010年版は、
新築部分の許容応力度設計において
適用するに際しては、

 地震力の負担分のチェック
 壁板の座屈検討

コレを確認すれば良いのでしょう。。。 


ケレド、
耐震診断の場合に
この考え方を準用しても良いのかな 

こういう疑問が起きてきます。。。 

RC規準1999版以前では、
ただし書きが無かった事に加えて、

「施工性を考慮し…」という記述に関連して
 旧版では壁厚120以上とされていたので、

既存建物にある
フレーム内無開口壁で壁厚100mmとしたものの
コンクリート充填へ配慮されていたのだろうか 


既存建物の
耐震性能評価上は
考慮した方が良い気もするけれど・・・ 

周りの方々でも
賛否が分かれたりして、

ウ~ン... 
判断がナヤマシイ所です。



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