鋼管柱を試算する時は要注意!


チョッと試算をして…
鉄骨造の
間柱などを仮定したりする時のオハナシですが、、、

鋼管の場合は、
 許容曲げ応力度 fb の値は、
  許容引張応力度 ft の値を採用して良い。

…とされています。 

その理由は、

●日本建築学会
 鋼構造設計規準―許容応力度設計法

    

 5.1(4)の解説にあるとおり、
  矩形中空断面の部材では
  横座屈のおそれがないことによるわけです。


ココは、
マァ良いとして、

の場合には、
 自重も含めて
  圧縮力が作用しているので、

許容圧縮応力度 fc に対しての検討も必要になるワケです。。。
(組合せ応力のチェックも要りますし。)

・・・

圧縮を考える場合には、
 部材の座屈に対する影響を考慮する事が
  ケッコウ重要になります。

しかし、
試算程度で
電卓を使ってあたっていると

ウッカリ、fb=ft としているので、

ついつい、急いでしまって、
 fc=ft

これでミテしまって、 
後で精算してまとめる段階になって、

     

コウなる時が
たま~にあったりします。

横座屈
 座屈は違う現象だから
  扱いも違う 

キチンと認識しておかないから
こういう
ウッカリをしてしまう時があるのでしょうね。。。 

反省しなければ...

・・・というワケで
  ・・・見直ししないとイケなくなるのでした
      (グスッ  )

くれぐれも
 ご注意  を…

っていうのは、
 我が身に付けないと
  イケないことなのですけれど 


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tag : S造 許容応力度 座屈 横座屈

アングルブレースの有効断面積


鉄骨造の設計において、
アングルブレースを利用する事がアリマス。

その際に、

『2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書』
    
     構造屋さんの中では、
     黄色本と呼んでいるものデス。

コノ書籍の
 付録1-2.4
  〔具体的計算方法〕
   (2)筋かい端部及び接合部の強度確保について(保有耐力接合)
     ⅲ)その他の留意事項

ココを
参考とするワケですが、、、

単一山形鋼や溝形鋼を使用して
ブレース材にする場合
には、

ガセットプレート(G.PL)の片側接合となり、
力の流れが
複雑になる事から、

山形鋼なら2本を
G.PLの両側に接続
させて、
ブレース材とG.PLの軸心を合わせて、
偏心をなくすものにする
(なお、小規模な建築物を除いての話となっています。。。)

・・・この様にされています。  
    ※ ⅲ)① 参照


加えて、
その有効断面積を算定する際には、

 突出脚の無効長さ hn

これを
ボルト孔欠損と一緒に
ブレース断面積から控除
する必要性が示されています。
 ※ ⅲ)③ 参照


これらを考える場合に、
G.PL両側に
山形鋼(アングル)を用いるブレース
ならば、
軸心の偏心が生じていないワケですから、
突出脚の無効長さ hn を考える必要性があるのだろうか・・・ 

こう思ったりもするのです。

ここで、
計算例の筋かい材を確認すると、

 2L-75×75×9(SN400B)

この仮定で作成されており、
片側アングル断面積から
ボルト欠損と突出脚の無効断面積を控除した値の
2倍で算定
してあります。。。 


・・・しかしながら、
ダブルアングルにして、
かつ、軸心も一致させているのに、

突出脚の無効部分をみるのも
ナンダカ釈然としない気もしますし、
 セッカクの断面積がモッタイナイ  ので、
 ナントカならないものかと思って、


日本建築学会
『鋼構造接合部指針』
     

コチラの
 「6章 ブレース接合部」を確認してみた。 

   ※なお、ワタクシの持っているのは、
     2006年版なので、チョッと古い方ですが、
     ココは、
     そんなに変わるトコロではないかと思っていますケレド。。。
     もし、章立て等変わっている様でしたら、ゴメンナサイ)


高力ボルト摩擦接合による場合は、6.1.2 にありましたが、
 同様の考え方と計算例がありました。 


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  チョッと余談ですが、
   S造接合部指針では、
   溝形鋼でファスナー本数 n=3 の時、
    hn=0.4h
   ココの値が違っているようです。。。
   (黄色本では、hn=0.5hとなっています)
   (チョッと理由が不明です。もしかして、誤記?)

 ・・・・・・・・・・・・・・・・余談・おわり・・・・

ただ、
6.1.1 の方で溶接による接合の場合ならば、
 ・突出脚もG.PLに直接接合させる納まりを考える
 ・ブレースが偏心接合とならない様にする
こういう方法も
考える余地がアリソウデス。 


例えば、
G.PLを十字型にして、
ダブルアングルを取り付ける
・・・トカ。。。 

次の問題として、
 G.PLの有効断面の取り方もで出来ますが、
 少なくとも、
 アングルの突出脚では・・・ナクナルのでは。。。


タダ、
アマリ、前例を聞きません  ので、
実際のトコロ、
ビミョ~なトコロですね。 

施工面での調整などの面からも
考えておく必要はあるかも知れないですが、

ダメってワケでも
 ナイ気はしていますが。。。 

やった事のある
構造屋さんっておられたりするのでしょうか 

ウ~ン、
チョッとナヤマシイトコロです。



     




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鉄骨柱の有効細長比について…

ふと、
見た問題なのですが、、、 

鉄骨造の建築物において、
限界耐力計算によって安全性が確かめられた場合
構造耐力上主要な部分である鋼材の
圧縮材の有効細長比は、
 にあっては200以下、
 以外にあっては250以下
とする規定は適用されない

○か×か… 

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